さて、ChatGPTがどんどん広まりAIで出来ることがより多くの人に認知されてきた2022年。
「タダのトレンド?」と思ってみながら使ってみると、あまりの有能さに驚く人が続出!? という話がそこかしこで出てくるような革新的な技術と言われるChatGPTをはじめとするAIによる技術革新が来ています。
●やっぱり抵抗がある
●私の仕事はAIには代わられない
●SFの世界のような脅威を感じる
という方も一定層いらっしゃることも理解できます。
ただ、実際に使ってみると分かりますが、一部の仕事だけでもChatGPTに任せてみるという使い方さえ把握すれば、あなたの仕事も革命的に効率化出来るかもしれません!
・・・と実際に使っている自分が体験談としてお伝えさせていただきます。
では、そもそもChatGPTとは何なのか?
そしてChatGPTを使えばどんなことが実現できるのか?
ということを今回の記事では簡単にお伝えしていければと思いますので、まずは序章としてご紹介させていただきます。
目次
ChatGPTとは何か?
ChatGPTは、OpenAIが開発した人工知能の一種で、自然言語処理や会話に関するタスクに適した技術を利用しています。具体的には、GPTと呼ばれる技術を応用しており、これは「Generative Pre-training Transformer」の略称です。
ChatGPTは、この技術を応用して、自然な言葉を理解し、回答を生成することができます。つまり、ChatGPTは人工知能を利用した会話システムであり、自動返答や会話生成に用いられます。
ChatGPTで何ができるのか?
ChatGPTは、様々なことができます。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
自動返答
ChatGPTは、あらかじめ学習したデータをもとに、自動的に返答を生成することができます。たとえば、お客様対応のような簡単な会話においては、ChatGPTを利用することで、返信の自動化が可能になります。
対話型システム
ChatGPTは、自分が把握している情報をもとに、自然な言葉で回答することができます。そのため、対話型システムとして活用することができます。実際には、ChatGPTが人間のように自然な会話を行えるわけではありませんが、自動化できるタスクを限定すれば、対話UIの開発やチャットボットとして活用することが可能です。
文書生成
ChatGPTは、ある一定のテーマに基づいた文章を自動的に生成することもできます。たとえば、旅行に関するテーマに基づいた文章を自動生成することが可能です。
ChatGPTの注意点
ChatGPTは、優れた機能を持っている一方で、注意点もあります。以下に、その点について説明します。
学習に関する注意点
ChatGPTは、良い結果を出すために、あらかじめ大量のデータを学習する必要があります。そのため、導入にあたっては、大量のデータを用意する必要があります。特に、会話のような自然な言葉を使用する場合は、多様な発話内容を用意する必要があります。
文脈把握の難しさ
ChatGPTは、ある程度の文脈を読み取ることができますが、全ての形態素を正確に理解することは難しいです。そのため、ChatGPTが生成する言葉が、会話の文脈にマッチしていない場合もあります。そのため、ChatGPTを利用する場合は、適切な文脈に合わせた発話をする必要があります。
AIによる自己学習
ChatGPTは、学習によって自己進化する仕組みを持っています。そのため、ChatGPTが出力する言葉や文の内容が、人間の論理的思考とは異なる場合があります。特にネガティブで差別的な内容を含んだ発言が生成される可能性もあるためその点には留意していく必要があります。
ChatGPTでできることは何か?
次にChatGPTでは実際どのようなことが出来るのか?というところを見ていきましょう。
実際にすごい!というのは分かっていても「どういうことが出来るのか」が分かっていないと楽しめない、という感じになるのはもったいないので、こういう使い方が出来ますよ、ということをご紹介していきます。
自然言語による対話
ChatGPTは、人間と同じように自然言語を理解し、自然言語での会話ができます。例えば、ChatGPTに対して「こんにちは」と打ち込むと、「こんにちは。お名前は何ですか?」という返答が返ってきます。ChatGPTは、自然言語処理の進歩により、非常に自然で滑らかな対話を行うことができます。
知識の収集
ChatGPTは、自然言語での対話を通じて、様々な知識を収集することができます。例えば、「東京というと何を思い浮かべますか?」という質問をChatGPTに投げかけることで、東京に関する情報を収集することができます。
様々なタスクの自動化
ChatGPTは、様々なタスクを自動化することができます。例えば、チャットボットの開発に使われることがあります。また、自然言語での翻訳や文章生成、文章の要約など、様々なタスクに応用されています。
ChatGPTの使い方
ChatGPTを使うには、APIを利用する方法と、自分でモデルを構築する方法があります。
APIを利用する方法
OpenAIが提供しているAPIを利用することで、簡単にChatGPTを使うことができます。APIを利用する場合、プログラムを書く必要はありません。提供されているAPIを叩くだけで、対話を行うことができます。
自分でモデルを構築する方法
ChatGPTを自分で構築する方法もあります。しかし、モデルの構築には、機械学習やディープラーニングの知識が必要になります。自分でモデルを構築する際には、Pythonを利用することが一般的です。
まとめ
ChatGPTは、自然言語処理や会話に関するタスクに特化した人工知能の一種です。ChatGPTを使うことで、自然な対話を行い、知識の収集や様々なタスクの自動化を補助することができます。APIを利用する方法や自分でモデルを構築する方法があります。自然言語処理の発展により、ChatGPTがますます活躍する場が広がるでしょう。