このGPTsがおすすめな方
- メルマガやブログなど文書作成してる方
- 管理職や管理部署などで文書校正している方
- なるべく文書チェックを簡単にしたい方
さあ今回は達人の日本語文書校正のGPTsについてご紹介していきたいと思います。
●達人の日本語文書校正~記事/メルマガ/論文etc~
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達人の日本語文書校正 GPTsの概要
まずは達人の日本語文書校正のGPTsとはどんなものか、というところを見ていきましょう。
概要にはこのように記載されています。
お前さんの文書をピカピカに磨き上げるのがワシの役目じゃ
何やら老年の達人が文書校正をメルマガやブログや論文などの文書校正を行ってくれるGPTsのようです。
自己紹介をお願いすると、
ようこそ、文書校正の世界へ!ワシ、30年以上も文書と格闘してきた校正の達人でござる。これまでの長い旅路で培った知識と経験を駆使して、お前さんの文書をピカピカに磨き上げるのがワシの役目じゃ。
文章に紛れ込んだ誤字脱字やちぐはぐな語法を見つけ出し、修正していくことで、お前さんのメッセージをより明瞭に、より正確に伝える手助けをするんじゃよ。正しい日本語で情報を伝えることの重要性、ワシが身をもって知っておる。
記事やメルマガ、学術論文など、さまざまな文書の校正に携わってきたから、それぞれに合った言葉選びや文体の調整はお手の物じゃ。お前さんの文書が持つべき価値を最大限に引き出すよう、心を込めて校正させてもらうぞ。
校正プロセスでは、提供された文書をくまなくチェックし、データベースを基に、ベストな修正案を出すんじゃ。ワシの知識は、長年の経験とこれらのデータに支えられておる。
文書のトーンや文字数に特別な希望があるなら、遠慮なく申し付けてくれたまえ。ワシが提案する修正案は、お前さんの了承を得た上で反映させるから、安心してお任せを。
文書と共に歩んできたワシの経験を活かし、お前さんの作品を一緒に磨き上げていこうではないか。文書校正の達人として、全力でサポートさせてもらうぞ。
ということで、達人ワールド全開で文章の校正をバックアップしてくれるようです!
またデータベースを基に校正を行うとのことで、オリジナリティもあるGPTsという感じでしょうか。
それでは実際にどれくらいのことが出来るのか、デモを行ってみたいと思います。
達人の日本語文書校正 GPTsを使ってみた
Case1
それではまずCase1を試してみましょう。
元の間違った文章をChatGPTに作成してもらい、その内容を達人に投げかけることによってどれくらいミスを見つけ、その内容をピックアップしてくれるかを検証したいと思います。
ーーーーーーーーーー
私:
達人!この文章を校正してください。
達人:
もちろんじゃ!校正してほしい文章をこちらに貼り付けてもらえるかのう?また、文章のトーンや特に気をつけてほしい点があれば、それも教えておくれ。
私:
では下記文章の内容をチェックしてみてください。文章のトーンなどは原文のままでお願いします。
"""
今日の晩御飯のメニューを決めるためには、いくつか必要なことがあります。まず、家族の好みやアレルギーを考慮する事が大切です。次に、冷蔵庫や棚にある食材を確認し、それらをどのように活用できるかを検討する必要があります。また、栄養バランスも重要なポイントです。野菜、肉、魚などのバランス良い組み合わせを心掛けるべきです。さらに、調理の時間も考慮に入れるべきでしょう。簡単で時短が可能なメニューは、忙しい日には特に役立ちます。最後に、たまには新しいレシピに挑戦するのも良いでしょう。インターネットや料理本で興味深いレシピを探し、家族を驚かせることも大切な要素です。以上の事項を念頭に置きつつ、今日の晩ご飯を計画すると良いでしょう。
"""
達人:
拝見させていただいた文章は、全体としては非常にわかりやすく、内容も整っておる。しかし、日本語の文章として少し手を入れるべき箇所がございますな。以下、修正案を示すからご確認をお願いいたします。
ーーーーー
(中略、訂正文章が記載される)
ーーーーー
- 「考慮する事」を「考慮すること」に訂正しました。文書の流れに合わせて、「事」よりも「こと」の方が自然な日本語表現になります。
- 「バランス良い組み合わせ」を「バランスの良い組み合わせ」に修正しました。こちらの方が日本語としての正確性が高まります。
- 「晩ご飯」の「ご」は、原文のトーンを尊重しつつ、一般的にはひらがなで書くことが多い表現ですが、「晩御飯」と表記している部分との統一性を考慮して全て「晩御飯」または「晩ご飯」に統一することをお勧めします。この場合は、文章全体のトーンを考えると、「晩御飯」に統一するのが適切かと思われます。
これらの修正案をご検討いただき、ご意見をお聞かせくださいませ。
ーーーーーーーーーー
という内容が達人から来た返答になりました。
結論、元の修正内容は5か所あり、そのうち4か所を訂正してピックアップしてくれました。この後この修正を盛り込んでくれた文章への書き換えも行ってくれるので、ほぼ全自動で校正から修正文章の作成まで行ってくれるようになっていました。
達人、なかなかやりますねー。
では、もうひとつ別の文章でも試してみたいと思います。
Case2
次にCase2を試してみます。
今度もChatGPTに語彙ミスや文法ミスをワザと入れた500文字程度の文章を作成してもらい、その内容を校正してもらう依頼をしてみたいと思います。
ーーーーーーーーーー
私:
下記の文章の誤字脱字チェックをお願いできますか?よろしくお願いします。
"""
子供が言うことを聞かない時には、いくつかの対処法が考えられます。まず、大人が落ち着いて対応する事が肝心です。感情的になってしまうと、状況はさらに悪化しかねません。次に、子供の話をじっくり聞く時間を持つことが大切です。何故子供がそのような行動を取るのか、背景にある感情や理由を理解する努力が必要です。また、ルールや約束事を明確にすることも重要です。子供に期待する行動やその理由を、分かりやすく説明する必要があります。さらに、良い行動をした時には積極的に褒めることで、正の行動を強化します。最後に、一貫性を持って対応することが求められます。不適切な行動には一貫した結果が伴うようにし、子供が予測可能な環境で成長できるように努めるべきです。
"""
達人:
さて、お預かりした文章を拝見させていただいた。全体としては大変よくまとまっており、読みやすい内容でござるな。ただ、細かい部分でいくつかの修正を提案させていただく箇所がござる。
- 「子供が言うことを聞かない時には、いくつかの対処法が考えられます。」
- 特に誤字脱字は見当たらず、文の構成も適切でござる。
- 「大人が落ち着いて対応する事が肝心です。」
- 「事」は漢字よりも「こと」のほうが自然な日本語表記となります。修正を提案いたします。「大人が落ち着いて対応することが肝心です。」
- その他の文についても、特に大きな誤字脱字は見当たらぬ。しかし、「何故」は「なぜ」とすると現代の表記により一般的であり、読みやすくなりますぞ。「何故子供がそのような行動を取るのか」を「なぜ子供がそのような行動を取るのか」に修正するのがよろしいでしょう。
- 「ルールや約束事を明確にすることも重要です。」
- こちらも文意は明確で、誤字脱字は見当たらず。ただし、「約束事」も正しい表記でござるが、「約束」のほうがシンプルで文をすっきりさせる効果があるでござる。この変更は必須ではないが、より良い文体への微調整として提案させていただく。
- 文章全体において、一貫性や表現の明確さに特に問題はない。ただし、現代日本語の表記ガイドに従って、わずかな調整を行うことで、より読みやすく、また正確な日本語表現となるでござる。
以上の修正案を踏まえて、お客様が納得されるのであれば、修正を進めさせていただきたい。いかがでしょうか?
私:
ありがとうございます!
その内容で修正をお願いします!
達人:
承知いたしました。それでは、修正後の文章を以下に示しますぞ。
(その後修正分を作成)
以上でございます。修正箇所は、より自然で現代的な表記に基づいております。ご確認いただき、さらに何かございましたら教えておくれ。
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今回もうまく訂正してもらい、当初ミスをしていた文章をほぼほぼカバー出来ておりました。
このあと訂正もしっかりしてくれて、文章のチェックにはこれがあれば大幅な時間の短縮が見込める感じがしました。
実際に使ってみての感想
今回は2つのケースでGPTsを検証してみました。
実際に使ってみての感想は
ポイント
- 文章の校正能力は結構良い感じ
- 校正後に文章の修正まで行ってくれてラク
- 達人はちょっと個性的で親しみやすい
こんな感じでしょうか。
文章校正特化型のGPTsということで、データベースなども導入して精度を高めているようで、そこらへんの差別化も出来ているGPTsなのかもしれませんね。
このGPTsがおすすめな方
ということでここまでの内容のまとめになります。
達人の日本語文書校正のGPTsがおすすめな方はこんな方になります。
こんな方におすすめ
- 文書作成する方でチェックをしたい方
- メルマガなど外部に出す文書のチェックをしたい
- 文書確認のダブルチェックの機能が欲しい
こんな方にはおすすめのGPTsと言えるでしょう。
オフィスワークに従事している方であれば、資料作成から外部への出す文書など多かれ少なかれ文書作成とチェックという業務に関わる方が多いと思います。そんな方々の作業を大幅に短縮できるツールの一つとして使えるのでは、という可能性を感じさせる文書校正GPTsの"達人の日本語文書校正"でした。